シャルドネの収穫間近の頃、蜂がたくさんぶどうにやってきていました。
ぶどうの収穫量か、糖度を含むぶどうのポテンシャルの向上かで決断を迫られました。
ほんの数日で何が起こるか分からないのが自然の摂理。
まだまだ始まったばかりの醸造家人生ですが、毎年この収穫日時には大きく悩まされる事と思います。
さて、2019年のヴィンテージ。
シャルドネはギリギリまで我慢して収穫しました。
その代わり、収穫量はかなり減りましたが…。
その後、選果と搾汁を丁寧に行い発酵させました。
その甲斐があり、醸造は順調に進んでいます。
皆さまどうぞ岩手県沿岸の”大船渡産シャルドネ“をお楽しみにして頂きたいと思っています。
※発売時期は来年春頃を予定しています。